さかいの家づくりブログ

住宅・建築業界歴7年のさかいが家づくりのことを書いてます。

お金を借りるのにもお金がかかる⁉︎住宅ローンにかかる費用

お家を建てられるほとんどの方が利用する

 
「住宅ローン」
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その住宅ローンを利用するのに費用がかかる事はご存知でしょうか?
 
 お借入れする金融機関によりかかる費用の種類も変わってきますが
一般的にかかる費用をご紹介します。
 
①融資手数料
金融機関に支払う手数料です。
お借入れする金額の数%支払う場合や一律数万円かかる場合などがあります。
 
②保証料
保証会社に支払うお金です。
お借入れの名義人の属性(お勤めの会社や勤続年数、自己資金)により金額が変わってきます。
住宅支援機構のフラット35の場合手数料がかかりません。(そのかわり融資手数料が高いです)
 
お金を借りる時に「金銭消費貸借契約(金消契約)」という契約を結びます。
その契約時にかかる収入印紙代です。
 
お借入れの名義人が万が一亡くなってしまったり高度の障害を負ってしまった場合に
住宅ローンがその生命保険により完済されるというものです。
銀行によっては費用がかからない場合もあります。
 
⑤つなぎ融資
注文住宅の場合、完成時に一括支払いではなく
工事が始まる着工時、家の骨組みが組み上がる上棟時、完成時と
分割で支払うケースがほとんどです。
着工時に融資を受けてしまうと住宅ローンが始まってしまいます。
家がまだ完成していないので今お住まいの家賃を払いつつ
住宅ローンも払っていくとなるとなかなか大変です。
 
そこでこの「つなぎ融資」です。
 
着工時、上棟時に支払うお金を「つなぎ融資」で支払うのですが
元金の支払いはなく「金利」のみ支払うという仕組みです。
 
 
いかがでしたでしょうか?
住宅ローン以上にお金を借りる事はなかなか一般の方では少ないと思います。
かかる費用をしっかり確認して計画をすすめていくようにしましょう!